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書籍詳細

これでわかる不登校 鈴木 正洋 監修 市川 宏伸 監修

これでわかる不登校
子どもが不登校になったとき、どのように対応し援助すればいいのか?
様々なケースを想定して、不登校の本質、子どもとの向き合い方、回復のプロセス、支援の方法、進路などをひとつひとつ丁寧に解説。
不登校の子供と向き合い、出口を見つけた親たちの体験談も多数収録。
ISBN 978-4-415-33452-3
発行日 2024年08月02日
判型 A5
ページ 160ページ
定価 1,540円(税込)

CONTENTS

【Part1】 まさか! わが子が不登校になるなんて

  o 不登校のサインは、言葉、表情、行動に表れる
  o 「まさかわが子が!」と親は大混乱する
  o 親は解決策を求めて、もがき、苦しむ
  o わが子が不登校! そのときやってしまいがちな親の対応
  o 「不登校」とは、学校に行きたくても行けない状態
  o 不登校は傷ついた心を守ろうとするための自己防衛反応
  o 不安、自信喪失、絶望・・・。不登校初期の心を理解して
  o 「普通は学校に行ける」という固定観念は払拭して
  o 親の焦りが「登校刺激」という圧力に変わる
  o 不登校の「原因探し」にこだわらないで  ほか
  column: 教室外登校(保健室登校)とは?

【Part2】 子どもが「自力で立ち上がる」ための援助

  o 適切に対応して、援助するために
  o 心の傷の回復に向けて学校を休ませる
  o 子どもに備わる「自己成長力」「自己治癒力」を発揮させよう
  o 親は最大の援助者として子どもと向き合う
  o 自宅では、学校を想起させない配慮を
  o 親が快適だと感じる家庭が、子どもにとって居心地がよい
  o 親は子どもの回復に向けた援助に徹する
  o 自主性を育むために親ができること
  o 親は子どもの代弁者として学校に対応する
  o 無理解な助言は、上手にかわして  ほか
  column: きょうだいのケア

【Part3】 回復の過程と援助

  o 回復は段階を踏んで進んでいく
  [不登校初期] 心身ともに不安定さが目立つ時期
  [不登校初期] 「子どものすべてを受け入れる」ということ
  [不登校初期] 親が心配しがちな、生活、行動面の変化
  [回復の兆し] 子どもの言動に、回復の兆しが見え隠れする
  [回復前期] 親子の会話や外に向けた行動が増える
  [回復中期] 登校しない以外は日常生活が元に戻る
  [回復中期] 出かかるときは、気持ちよく送り出して
  [回復中期] 「やってみたい!」は否定せずに応援して
  [回復後期] 「学校に行く」と言ったときの対応
  [再登校や諸活動] 「学校に行く日常」にゆっくり順応させる
  [再登校や諸活動] フリースクールは、回復してから検討を
  [再登校や諸活動] フリースクールの選び方のポイント
  [再登校や諸活動] 中学・高校進学からの再登校  ほか
  column: バーチャルな学校とは?

【Part4】 不登校を乗り越えた親たちの声

  [親の声] 間違った対応を続けた私が、今伝えたいこと
  column: 親が話すより、先に子どもの話をじっくり聞く
  [親の声] ひとり親という葛藤を乗り越えて、得た宝物
  [親の声] 親の援助で不登校を克服し、医師の道へ
  [親の声] 不登校のつらい経験が、親を成長させてくれた
  column: 母親が「仕事を続けるか」「やめるか」で悩んだら
  [親の声] 子どもが安心できる居場所を作るために
  [親の声] 子どもへの対応に苦しみ、見出した回復への道
  column: 子どもに「物を買ってほしい」と言われたときの対応

【Part5】 不登校 心と体のQ&A

  o 娘が起立性調節障害(OD)と診断されました。これが治れば学校へ行けるようになりますか?
  o 不登校になると頭痛や腹痛など体の症状を訴えるのはなぜですか?
  o 中学1年生の息子が口もきかず、すぐにキレて、物を投げたり壊したりします。
  o 不登校の娘が、リストカットしました。なぜ自分の体を傷つけるのかわかりません。
  o 不登校の息子が、何回も手を洗ったり、シャワーを浴びたりします。
  o 息子が部屋に閉じこもりインスタント食品ばかり食べています。栄養不良が心配です。
  o 不登校の息子は空気が読めず、友達付き合いが苦手。この先学校や社会からはじかれるのではないかと心配です。

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